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公共建築木造工事標準仕様書
− FRP系塗膜防水 −

『公共建築木造工事標準仕様書(平成28年版)』(国土交通省官庁営繕部)で規定されたFRP系塗膜防水の仕様を紹介します。また、本仕様書ではFRP防水の適用範囲、技能士の件、FRP防水とアルミサッシの取合部の処置等について規定されていますのでご注意下さい。なお、仕様書全文はこちらに掲載しています。

10章 防水工事 2節 FRP系塗膜防水  【抜粋】
10.2.1
適用範囲
この節は、合板類及び防火板(建築基準法第63条及び同法施工令第136条の2の2の規定に適合するボード類)を下地とする床面積が20u程度のバルコニー床等にFRP系塗膜防水を施す工事に適用する。
10.2.2 材料 (略)
10.2.3
防水層の工程

工程平場立上り
1プライマー塗り(注1) 〔0.2 kg/u〕プライマー塗り(注1) 〔0.2 kg/u〕
2(注2) 防水用ポリエステル樹脂塗り
〔0.4 kg/u〕
防水用ポリエステル樹脂塗り
〔0.2 kg/u〕
防水用ガラスマット#380張付け
(防水用ポリエステル樹脂) 〔1.4 kg/u〕
防水用ガラスマット#380張付け
(防水用ポリエステル樹脂) 〔1.2 kg/u〕
防水用ガラスマット#380張付け
(防水用ポリエステル樹脂) 〔1.4 kg/u〕
防水用ガラスマット#380張付け
(防水用ポリエステル樹脂) 〔1.2 kg/u〕
3防水用ポリエステル樹脂塗り
(トナー入り)〔0.4 kg/u〕
 防水用ポリエステル樹脂塗り
(トナー入り)〔0.2 kg/u〕
4(注4) 歩行用仕上塗料塗り
〔0.4 kg/u〕
歩行用仕上塗料塗り
〔0.4 kg/u〕
(注1) 下地が防火板で浸透が著しい場合は再度プライマーを塗布する。
(注2) 各作業段階はその段階ごとで防水層を硬化させることにより工程を分けることができる。
(注3) 工程1から工程3までの塗り重ね時間は製造所の指定する塗り重ね時間とする。
(注4) 歩行用仕上げ塗料は、不飽和ポリエステル樹脂を主成分とした仕上げ塗料とする。 
10.2.4 施工 (a)〜(i) :(略)
(j) 技能士は1.5.2 [技能士]により、職種及び作業の種別はFRP防水工事作業技能士を適用する。
10.2.5 施工管理 (略)

FRP防水とアルミニウム製建具(サッシ等)が取り合う部分については下記の通り規定されています。

16章 建具工事 2節 アルミニウム製建具  【抜粋】
16.2.5 工法
(b) 取付け (3)
FRP系塗膜防水工事と建具が取り合う場合、FRP系塗膜防水工事を施工した後建具の取り付けを行うものとし、建具の取り付けは次による。
(@)建具の下枠と縦枠の釘打ちフィンと防水層のFRP防水層の間にシーリング材を隙間が生じないように充填する。下枠のねじ打ち部にドリルにて下穴を施した後、ねじ止めし、ねじ頭にシーリング材を塗布する。
(A)FRP防水工事の後の建具の取り付けにより、建具と建具取り付け下地に隙間が生じた場合には、建具釘打ちフィンの裏側にパッキン材を設ける。
(B)バルコニー内側の外壁及び手すり壁の下端に設置する水切りは、水切りの上端部が、防水層の上端部から50mm程度下がった位置になるように取り付け、水切りと建具取り合い部にシーリングを施す。
(C)建具縦枠の防水テープは外壁下端の水切り立上り部に被せ、連続して貼る。


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